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統合失調症
100人に1人の方がかかる病気です。
これを多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれだと思いますが、医学的には少なくない病気だとされ、ありふれた、身近な病気だとされています。
統合失調症は、こころや考えがまとまりづらくなってしまう病気です。そのため気分や行動、人間関係などに影響が出てきます。統合失調症には、健康なときにはなかった状態が表れる陽性症状と、健康なときにあったものが失われる陰性症状があります。
陽性症状の典型は、幻覚と妄想です。幻覚の中でも、周りの人には聞こえない声が聞こえる幻聴が多くみられます。陰性症状は、意欲の低下、感情表現が少なくなるなどがあります。
周囲から見ると、独り言を言っている、実際はないのに悪口を言われたなどの被害を訴える、話がまとまらず支離滅裂になる、人と関わらず一人でいることが多いなどのサインとして表れます。本人には現実味があってそれが病的な症状だとは気づきにくいものです。周りの人が気づくことが、早期発見の第一歩となります。早く治療を始めるほど、回復も早いといわれていますので、周囲が様子に気づいたときはお早めにご相談ください。
<周囲の人にもわかる統合失調症のサイン>
幻覚や妄想のサイン
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いつも不安そうで、緊張している
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悪口をいわれた、いじめを受けたと訴えるが、現実には何も起きていない
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監視や盗聴を受けていると言うので調べたが、何も見つけられない
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ぶつぶつと独り言を言っている
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にやにや笑うことが多い
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命令する声が聞こえると言う
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そのほかのサイン
会話や行動の障害:
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話にまとまりがなく、何が言いたいのかわからない・相手の話の内容がつかめない
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作業のミスが多い
意欲の障害:
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打ち込んできた趣味、楽しみにしていたことに興味を示さなくなった
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人づきあいを避けて、引きこもるようになった
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何もせずにゴロゴロしている
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身なりにまったくかまわなくなり、入浴もしない
感情の障害:
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感情の動きが少なくなる
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他人の感情や表情についての理解が苦手になる
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